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ボーナスや給与が減った消費者や、経菅剖嘩減に努める企業にとって商品を選ぶ決め手は何といっても低価格。
十分な性能がありながら割安な製品を積極的に売り込んだメーカーが躍進した。
輸入乗用車では独V(V)など上位4社が軒並みシェアを落とすなか、仏Pが一人気を吐き、5位に浮上した。
牽引役となったのが主力の小型車「206」。
マーケティング活動で若い女性などに「おしゃれ」というイメージを、200万円を割る車備琵用意するなど割安に設定したことが人気を集めた。
2輪車‐市場では3位のSが10万円前後の低価格スクーターの売れ行きを伸ばし、シェアを拡大した。
低価格戦略に一歩距離を置く3位のY発動機はシェアを落とした。
Sは2003年2月に発売した5万円台のスクーター「C」も人気を集めており、2003年もシェアを伸ばしそうだ。
低価格攻勢で一気に都市ごみ焼却炉市場の首位に躍り出たのがS重工業。
2001年度は受注がなかった同社は2002年12月のダイオキシン規制強化をにらみ、2002年度に受注活動を活発化。
他社より割安な価格で巻き返しを進め、210・3%のシェアを獲得した。
技術革新が進むDNA(デオキシリボ核酸)チップでは、Hソフトウェアエンジニアリングが低価格のチップを発売。
シェアを前年比2倍の10%に広げた。
企業の合併・買収(M&A)や事業統合で勢力図が塗り替わる例も相次いだ。
企業が事業の選択と集中を進め、非中核事業を他社に売却する動きなどが広がったためだ。
採算難や有利子負債の重荷に押しつぶされ、経営破綻する企業が増えたこともM&Aの増加につながった。
工作機械メーカーのM製作所は、2002年夏に経営破綻したH精機の工作機械事業を継承。
受圧案件や顧客を引き継ぐことで、前年4位だったマシニングセンターが2002年に3位に、前年3位だったNC(数値制御)旋盤が2位に、それぞれ順位を上げた。
関西が地盤のMにとって手薄だった関東地方の営業基盤が拡充できたことが寄与した。
リチウムI電池では首位のS電機が2003年2月に、Nの子会社、Gの過半の株式を取得2001年度に4位だったジーエス社のシェアが加わり、シェアを前年度比9、1ポイント増の41・1%に伸ばした。
低コストを武器に中国や韓国勢の追い上げが厳しいことからNは経営権の委譲に踏み切った。
船舶業界では前年3位のH造船と4位のNの造船部門が2002年10月に統合して発足したU造船が首位となった。
2社で5つの造船所を擁する陣容が受任増に結び付いた。
勝因は同年6月に発売した「E」の大ヒット。
大きざはクレジットカードと同じ、奥行きは2・3ミリと極限まで薄くし携帯性を高めたことが、デジカメ初心者だけでなく中上級者の「2台目需要を呼び込んだ。
Cは95年に「Q」を発売し、一般消曹零首向けデジカメ市場を開拓した先駆者として知られる。
初めて液晶モニターをデジカメ本体に取り付け、撮った画像をその場で確認、気に入らなければ消去できるという現在のデジカメの原型を形作った。
発売当初1、2年間は市場シェアが90%台を下回ることがなかった。
だが、「その後は競争激化のなかで精彩を欠いた」とデジカメ開発担当のT・執行2001年の国内デジタルカメラ市場で6位だったC計魁溌機は、2002年に今回の調査では、「N新聞」に掲載した100品目のうち、前年のランキング圏外から5位以内に躍進した企業は210品目32社に及んだ。
各社が続々と新製品を送り込むなか、シェアは一段と流動化している。
大型製品の開発だけでなく、携帯性や娯楽性など消費者の目を引き付けるひと工夫が上位商品にとって脅威になっている。
統括部長は振り返る。
他社が高画素化などの機能面を向上させ、斬新なデザインの製品を投入、Cは各社を後追いする形となり個性が埋没した。
Eはその苦境を打開すべく、「開発陣総出で生み出した」とT氏。
多機能型の腕時計に代表される小型・薄型化技術だけでなく、約一秒と素早い起動時間、シャッターを押して0・01秒で画像を取り込む高速性など使い勝手の大幅向上に逼進した。
当初は撮像センサーが130万画素と少なめだったが、2002年9月には200万画素を投入し、さらに販売数を伸ばした。
20021年に入っては3月に発売した3倍ズームレンズ搭載の「E」が4月から3カ月間連続で店頭販売シェア一位に緑茶飲料ではトップシェァを続けてきたIが、清涼飲料全体でも6位から4位に浮上した。
「緑茶戦争を経過してシェアがさらに上がった」2003年6月中旬に開いた2003年4月期決算説明会の冒頭、IのH社長は2002年の販売状況をこう報告した。
大手メーカーが入り乱れての新製品ラッシュとなった2002年の市場を勝ち抜いたことへの自信がうかがえる。
Iは1985年に「おーいお茶」の前身となる缶入りの緑茶飲料を発売して以来、同商品の販売量は毎年、前年実績を上回ってなるなど快進撃が続く。
消費者の催罵坐心向などを背景に緑茶飲料市場が順調に拡大してきたことなどが背景にある。
だが、成長市場を狙って、Kビバレッジの「生詩塗などライバルが相次ぎ登場。
緑茶飲料帯場に占めるシェアは2000年、01年と2年連続で低下したが、消費者の定番回帰や季節限定商品の好調などもあり、「O」の売り上げは19%増加。
緑茶市場でのIのシェアも3・1ポイント増の22・3%と再び30%台に乗せた。
Iにとって緑茶に次ぐ商品である野菜飲料は市場の伸び悩みもって2ケタ減少した。
しかし、緑茶の伸びが支える形で、全体の販売量は9960万ケース(一ケースは500ミリリットルペットボトルで24本施吟算)と市販用カーナビゲーションシステムでは、E(E)ブランドを展開するFがシェアを1・5ポイント広げ、3位に浮上した。
カーナビの主流となりつつあるハードディスク(HD)搭載型の新製品などで他社を先行した。
2002年11月に20ギガ(ギガは10億)バイトのHDDを2基搭載し、最大3000曲を収録できる新製品を発売。
217万5000円と高価柊帯だが、月に4000{呈元01年より1000万ケース増え、シェアは0・6ポイント増の6・2%に達した。
H社長は「2003年も全体の売り上げで2ケタの伸びは見込める」という。
約4年前まではT自動車へのOEM(相手先ブランドによる生産)供給が連結売上高の大半を占めてきた。
親会社のFD出身のT社長が1999年に社長に就任して以来、市販用カーナビの市場開拓に乗り出した。
2000年にはCDとMD、DVD(デジタル多用途ディスク)の3デッキを搭載したカーオーディオを市販用で初めて発売するなど、独自性のある製品を相次いで市場に投入。
高い技術力を消費者にアピールし、シェアを広げてきた。
20021年3月期の市販用カーナビの売上高は3年前に比べて3倍にまで高まってきた。
Sグループが2001年9月に開始したADSL(非対称デジタル加入者線)によるブロードバンド(高速大容量)サービス。
月間の新規接続回線数では2002年6月から首位を維持している(2003年7月時点)。
2003年6月末の累計接続回線数は282万人と、N東西2社の合計とほぼ一肩を並べる。
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